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佳き日々記

4月1日佳き日

朝起きてすぐ長坂のヤギさん羊さんの丘へ向かう。

無事に生まれて元氣に立ってお乳を吸ってる子羊2頭。



ヨコちゃん、ありがとう。

なんなら子どもをどすんとどかしながら

草をはむ母、ヨコちゃんの貫禄。

お腹空いたよね。


元氣に産んでくれたこと。

元氣に生まれてくれたこと。


ありがとう。泣ける。


甲斐甲斐しくお世話する

お父さんのようなカツキさんの安堵の表情も泣ける。

命の誕生が当たり前なんかじゃないって、

つい数日前の別のお産で骨身にしみての今回。


眺めてるだけで眼が潤んでくる。


大滝神社の湧き水をバケツに汲んで、お祝い。


さて帰宅して、組長さんの処にご挨拶に向かう。

軽トラある時じゃないと旦那さんいないから

その時を狙え!と近所の方からアドバイスいただいている。よしある。


あぁああ緊張すると熊本弁が出る。


わしが組長だから20日に話をしてくる。

その20日の組合会で組に入るかとか決まるからそれまではゴミ出せないけど大丈夫なんか?と。


大丈夫✨じゃないわ!!!と心で叫ぶ。


…でもすでにゴミ出しの場所も曜日もシステムも分からぬまま

そっと納戸に13袋ほど溜まってるゴミ袋。


これがあと5袋くらい増えたってなんてことはない。



こととしてにこにこと失礼する。



さてさて、お次は一昨日、

涙を流しながら

「ええ人が来てくれてよかった、毎日来て!毎日お茶しよう!」

と固く手を握り念を押された近所のおばあちゃん宅へ

黒糖とドーナツを持って遊びに行くのだ✨


「おばあちゃんこんにちは!」

「……。」

「おばあちゃん!一昨日ご挨拶した、あそこの家のしのぶです。

 約束通り、甘いの持ってきたよ。お茶しようおばあちゃん。」

「……。」

「おばあちゃん、昨日来れなくてごめんね、ほら、ドーナツ食べよう!」



「寒いから今寝よう思って……。」



あきらかに初対面のそっけなさ。あれ。おや。これは。これはまさか。



「そっかそっか。」


「寝たい。」


「うんうんうんじゃあまた来るねっ」


「寝たい。」


「…おやすみさない…」


……ちょっとした切なさを笑顔で誤魔化し、帰宅。

翌日だったら覚えてたのか?

眠くなかったら一昨日の感動のままにお茶ができたのか?


………いやどう考えても私のこと忘れてるよなあの感触。

でもあの時握りしめた手のひらのぬくもりは忘れないから

とりあえず明日また行く。



よし。


どんまい、私。


さ。ミント植えて、鶏ハム仕込んで、

ホーリーバジルの種を水に浸して。

午後からスーパーでキャベツの外皮をもらいに行って、

真菰を編みます。


夜はフキノトウの天ぷらと

ほうとうなしのほうとう鍋。

(さつまいもとかかぼちゃとか根菜めちゃ入れた味噌仕立ての鶏鍋)



佳き日。始まりの区切りの日。

もろもろの支度、佳境です。

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