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佳き日々記

8月28日佳き日。

燃え尽きております。

真っ白な灰になったわけではなく

身体はますますの黒光りです。

小田原のニコカフェ(梅酢唐揚げ最高)さんの

【黒光りチーズケーキ】くらい艶々の黒々です。

特に艶々の黒々なのが膝小僧です。

ともあれ燃え尽きております。

この幸福な燃え尽きについては後ほど暑苦しく語らせていただきますね。

ではでは、

振り返らせてくださいませ。

8月14日以降のイチコジの日々を

さすがにボリュームたっぷりなので

今回もざっくりとキーワードですり抜ける日もありながら。

14日。

TOKYOハウスで起床、なんでか家族3人でミスドモーニング。

息子と新宿に向かい、ベルク。からの特急あずさ。ひまわり市場経由至福かつ危険。

15日。

朝から竹音(たけのね)の​​​​​​戸崎祐治さんとむすひメンズと竹細工WS開催の打ち合わせ。
最愛の自慢の母の誕生日。繰り返します最愛の自慢の母の誕生日。桃を飾る。
【ハトのピース】出版。めでたい。

16日。

【いのちてらす】にて身体のお手当1件。後のココロのお手当1件。

こちらにとって大切なところも目指すところもきっと一緒で
できることをそっとする。選べることをあらためてお知らせする。

悲しみとか痛みでない【ただ流れる涙】が
その人のなによりのメディスンになることもある。

17日。
まこもてらす。草刈りの鬼と化した後、珈琲と甘味とレコードの響きに溺れる。

18日。

まこもてらす。田草取りの鬼と化した後、珈琲と甘味とレコードの響きに溺れる。

19日。

15歳のパティシエさんと八ヶ岳スイーツ巡りの旅。7軒。
天国で地獄。地獄で天国。至福で中毒。幸福で危険。
女同士腹を割ってくだらない話をしまくる歓び。

20日。

朝から千葉へ向かう。ネイティブの方々の儀式に参加。息子も参加。
忘れられない2人の1日になった。かけがえのない瞬間。4時間のイノチの船旅。
大切な人がまた増えた。またいっぱい増えた。そして自宅戻り深夜(夜明け前)4時。

21日。

まこもてらす。メンズ3名&親子連れ。健やかな風の中思い思いの場所で思い思いの真菰のお世話。
夕刻、明日のまこもてらすに参加する人を日野春駅へお迎え。
からの、必殺愛情てんこ盛りバースディ替え歌を歌う。2人誕生月の人がいて2曲歌う。
親子連れのパパさんの手土産「お手製スフレチーズケーキ(ホール!)」で
みんなほくほくの嬉しいお祝い。さらにお迎えしてからの夕飯。わいわい宿泊。

22日。

まこもてらす。女性3名男性1名での田草取り祭り。ホントに上の段下の段が違う。
お初の人は建岡神社にも参拝。ひまわり市場にも参拝。佳き!とっこさんの手当を受けて熟睡を極めるも

甘い物を控えるべしのお達し。はい。…はい。

23日。

砂浴部活動。朝から車走らせてまずは聖地「いただきます食堂」を目指す。
圧倒的唯一感の美味至福。お店の方々も最高に好き。
キッズ参加に伴い、サーファーでもあり頼れる変態友に来てもらい、
キッズと安全かつハッピーに過ごしてもらう。
砂浴中に息子合流。飛行機で帰る参加の友人をコンマのギリギリで駅手前車で行けるとこまで送る。大好きだよ。
夕刻、宿泊先の友人宅へ。
深夜息子達は夜風散歩に繰り出して海辺でお夜食食べたなんぞまったく気づかず健やかに熟睡。

24日。

砂浴部活動。砂浴後のみんなの笑顔が好き。大好き。セベリコランチ。
ドレッシング購入。夜「世にも奇妙な物語」の雪山遭難篇的なホラーをうっかりがっつり観て
気がついたら息子の手を握りしめる。ぎゅっと。

25日。

砂浴部活動最終日。午前を終えて友人に逢いに行く。
尊敬する友人の大切な空間に存在する自分の人生を祝福しつつ、膝小僧の艶々を熱く語る。
ええ。おしっこ塗ってますの話をしましたよもちろん。ええ。引かれた感なくはないです友達と言えども。
からの締めの【いただきます食堂】へ。息子、儀式で出会った方と嬉し過ぎる再会。私も感無量。
あと、真菰に興味津々になってくれた若者に真菰葉っぱ渡す。
こういうナンパもあるか。いやでもこれ結果的に口説いたの私ってことになりそうな。
満腹満たされて山梨戻る最中に「携帯置いてってますよ」との知らせ。バビューンとのけぞる。

26日。

翌日27日開催の*いのちてらす*こけらおとしイベント
【ウーマンズサークル】及び【ささやかいのちてらすMARCHE】の準備に、
むすひの里メンバーが総出で来てくれる。
男性陣が魔法みたいに庭をピカピカにしてくれて、
女性陣がわっしょいわっしょいと台所や玄関まわりなどなど整えてくれ、
飯泉が2階を極めて神聖な空間にしてくれていた。

すごい。この18LDKの古民家は、
間違いなく大切な仲間のみんなが力とココロを楽しく集めて御輿を担ぐように素敵な場所にしてくれてる。

感激する。涙腺が脆い。その理由がもうひとつ。
お世話してる牧場で羊さんが亡くなった。第一発見者になった。
今も忘れないあの薄く開かれた眼。触れたときの仄かな、かすかな、温度。
パニックになった私を優しく明るくさり気なくフォローしてくれたNPOのはじめさん。
ありがとうございます。絶望を救う光としてのユーモア。

気持ちを切り替えてラストスパート。
蒸したぷりぷりごぱんのバーガー2種のために真菰茶で仕込んだ塩麹で仕込む鶏ハムと、
オホーツクジビエさんの刺し身でいけちゃいそうなもも肉蝦夷鹿ローストを仕込む。

27日。

朝から珈琲豆焙煎の香り。とうとう当日。むすひメンバーが来て一気に支度が進む。
お店がどんどんできてく。関東の友達が訪れてくれる。いちいち泣きそうになる。
坂口火菜子さん到着。ずっと憧れだった人。MARCHEが始まる。
お客様が思い思いに買い物したりいろいろ食べたり飲んだりゴロゴロしたりおしゃべりしたり
ハンモックでジャンベ叩いたりしてる。
外でウインナーとかお野菜とか焼かれてる。子どもたちが好きに走り回ったりしてる。

13時。古民家【いのちてらす】の始まりの扉を開く「ウーマンズサークル」。
キッズとの遊びを引き受けてくださる男性陣に支えられながら、
火菜子さんの唄、シェア、
そして女性ひとりひとりが「自分の中から今、湧き出る言葉」を勇敢に丁寧に語る。
その横顔の美しさ。胸が震える。壮大な運命の19人で出航した魂の旅の物語。

いのちてらすの扉がこの19人で開かれた。せーのでみんなで開けた扉。

大きな木のトレーに男性がココロを込めて焼き上げてくれた宝物みたいな焼き菓子と、
添えられた祝福の野花とハーブ。
そして男性が女性たちを想って朝から焙煎して真菰茶で淹れてくれた優しい優しい珈琲。
それを男性たちが1皿ずつ、女性の前に運んで置いていく。
みんなで大きな声で、男性に聞こえるように、嬉しい気持ちが伝わるように
「いただきます!」と叫ぶように高らかに伝えて、食す。
幸せが身体中に溢れこみ上げる。

美しく潤った女性たちの横顔。
やがて男性陣にも上がってもらい、みんなでシェア。
頼もしくて優しい男の方々に支えられての企画に、みんなで感謝を伝える。
なんて素敵な繋がり方だろう。

ほどなくしてMARCHEも終了
みんな、それぞれの新しい繋がりとご縁を手に、胸に、帰っていく。
いつもたった一人で暮らしてるこの古民家が、
公民館で、カフェで、図書館で、ココロの保健室になってた。
学び(気付き)の場でもあった。これだよ。

   これだ。こういうことがしたかった!

自分がいかに幸せものか、ぶん殴られたみたいに思い知る。

みんなを送り出し、むすひの皆さんとだけになり、完全に力が抜ける。

今回のイベントはむすひの皆さんが居てこそだった。本当に本当に。

こんな頼もしい人たちに山梨で出逢えて、こんなにも恵まれて今ここにいる。
ありがとうございます。ありがとう。ありがとう。

そしてふわっと腹ごしらえをして、温泉を経由して向かうは信濃大町。

【原始感覚美術祭】へと向かう。大好きな大好きな木崎湖のほとり。

夜中に着いてそのまま寝床を案内してもらい、布団敷いて秒で就寝。

28日。

朝から木崎湖が朝もやと霧雨に包まれて翠色のイノチが輝く姿に涙が溢れる。
温かなスープをいただき、茄子のお漬物をいただき、チャーハンをいただく朝。
そして山車の出発。ところどころでパフォーマンス。素晴らしくたおやかな表現に酔いしれる。

あまりに嬉しく楽しくなってすぐ隣の川に裸足で入り踊る。
水しぶきを上げながら、サッコさんの音の響きに身体を預け委ね揺らす。満ち足りる。
戻って暖かくして温かい食べ物をいただく。木崎湖に生える在来の真菰さんに会いに行く。
3メートルはありそうな真菰さんがおおらかに揺れる。
木崎湖は不思議だ。すべてのイノチの潤いが、その穏やかな力強さが、
あまりに静かで賑やかで、氣持ちが裸になってしまうじゃないか。

そして、また、大事な人がいっぱいいっぱい、いっぱい増える。

彩花ちゃんありがとう。私のココロの動きも丁寧にすくい取ってくれてありがとう。
そして貴女のパフォーマンス、慈雨を身体に受け取るように観させていただきました。

 素晴らしかったぜ。

あぁ、幸せなことだ。だから、だからこそ自分を大事にしなきゃだ。

今日、出逢ってそして大事になった人たちに伝えた言葉こそ、自分にも。
きっとそういうものなのだ。

安曇野にてわさび丼だけ予てより氣になっていたもので食してあとはびゅーんと帰る。
わさび丼凄い。これ凄いな。今度イチコジバージョンを作ろうと決意。

帰宅してもろもろの後、古民家にひとりっきりになる。

あぁ、燃え尽きてる。

私燃え尽きてる。

でも、身体が完全燃焼したのであって、

精魂尽き果てましたではもちろんなくて、

  生命力はそれによって力強くなってる。

あぁ、幸せだ。

自分のためだけに珈琲を淹れて、今それを飲みながら、

友達のお土産の甘い物をちょっといただきながら、

私はこれをちょっとニヤニヤしながら書いていたのだ。

よし。砂浴の夏がもうすぐ終わる。

9月の1日2日3日で終わり、次は来年2023砂浴部へ。

そしたらほら、真菰の秋と、芸術の秋と、ご自愛の秋だよ。

10月にむすひ祭り(9月でなくて10月になったそうです)

11月11日には文化祭を八ヶ岳文化村で。
(これはもう宿泊できる場所だからそのまま泊まれる人は宿泊しちゃえばいい。
 だってウーマンズサークル全然時間足らなかった!!!笑)

11月の後半には、おとのわmusicの一紗さんとの企画。

12月には、快医学の我妻先生と一緒に【いのちてらす】でイベントもする。

そしてそして、10月の「まこもてらすの真菰の収穫祭」がとびきり楽しみ。

会員の皆様。

好きなの選んで、みんなで生をかじろう。めっっっっっちゃ美味しいから。あと、しめ飾り作ろう。古代米と一緒に作ろう。

写真は坂口火菜子さんと、

スイーツ担当HAJIさんと、珈琲担当ZUMIさんと。

いつかまたこの4人でなにかしましょう。

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