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佳き日々記

7月6日、佳き日。

むすひの里の沙織ちゃんが切ってくれてから
会う人会う人に

「可愛くなった」
「なんかいいね」
「若返った?」

などと言っていただきご満悦な私です。
すごいの。
3日ブラシ通してなくてもなんか良い感じにまとまってるの。

さて。
日々は相変わらず目まぐるしく私をいろんな場所に運び
さまざまな景色を目の前に広げてくれる。

いっぱい泣いたり笑ったり
心を震わせて生きております。

あーすっかり1ヶ月。
前回のブログからもうあっちゅーまにこんなに経っちゃって!

えぇ読んでくださる皆様もお忙しいでしょうから
なるたけね、なるたけ端折って振り返りますよ!


6日6日。
宮崎から戻った翌日、
朝イチでずっと気になってた真菰田んぼへまずは向かう。
水の具合。苗の成長。アイスコーヒー。
夜は快医学の復習会。頭蓋仙骨療法の圧倒的な心地よさ。
施術というよりは手当のそれのストンとした温もりがたまらない。


7日。
まこもてらす活動日。
アイスコーヒーを仕込み
開店直後のゼルコバに寄り道して
焼きたての極上パンを抱えて田んぼへ。
古代米の苗をまるで花火を描くみたいに植えていく。

背中にお天道様を感じながら
裸足の四肢から巡り巡るイノチを感じながら
こんな幸せな作業って他にあるのかな。
しっかり疲れてお腹も減ってから
木陰で風を浴びながら
パンとアイスコーヒーを堪能しちゃって
目の前の優しい絶景も堪能しちゃって
通りすがった近所のおばあちゃんに真菰の説明もしちゃって、はい、充実。


8日。
NPOの克樹さんハジメさん、JAの婦人会のお姉様方と一緒に
八ヶ岳PA近くの真菰田んぼにて真菰苗植え。
一緒に真菰茶飲んで、春に仕込んだ野草酵素の炭酸割りも飲んで、
とっこさんがお姉様方のお身体を草っぱらで快医学的ケアして、
こういうのめちゃめちゃ楽しい。
夜はカラオケ部活動。本気真剣勝負濃密3時間。
1オーダー制なのに10分前コールでそれが発覚して
急いでたこ焼きを注文してきたらすかさず頬張る。
悔いはない。意外と美味い。しかし鬼のように熱い。


9日。
珈琲豆焙煎から始まる健やかな朝。
愛弟子ユイトに珈琲の生豆を卸し、
同じ長坂に住むてっちゃんも
珈琲を求めていのちてらすへいらっしゃいませ。
めちゃ可愛い鬼に金棒のブローチをいただき
奥さんの焼く相当美味しいクッキーもいただく。
で。
八ヶ岳移住後初の圧倒的情熱で
伝説の番組「水曜どうでしょう」を語りまくる。

「嬉野さん!」
 「鹿でした!」
「藤村!」
 「おいパイくわねぇか!」
「みっちゃん!」
 「エッチデーデー!!!」
ツーカーの限りを尽くして口の中が泡だらけになる。興奮の極み。
レアな方の夢旅人を一緒に歌ったりしてもはや恍惚。
次回は珈琲とパイを楽しみながらDVD観まくるとかしようぜそうしようぜと
約束して送り出す。


10日。
まこもてらす。
水路を掃除して
まだ小さな田草を掌で撫でて土の中に埋めていく。
真菰の苗をまだ植えられるところに植えていく。
真菰布団や真菰細工のために刈り取りもして
畑のこともして、あぁ佳き汗の日。身体に風がいっぱい通る。
深夜に大島さんと友近さんの歌う「First love」に感動。
カラオケ部員に動画リンクを送りまくる。


11日。
潤いと休息、ありがたき慈雨の1日。珈琲焙煎。
ふと上がってきた動画に目を留める。
おニャン子クラブ。
おニャン子?
夕焼けニャンニャン???
にゃんにゃん??????
そもそもなんだその番組名!!!
そもそもなんだそのグループ名!!!!
やおら怒りが込み上げる。
何が「バナナの涙」だ
何が「象さんのスキャンティ」だ!
おっさんが書いたこんな歌を
ニヤニヤと女の子達に歌わせて
グヘグヘとレコーディングしたと思うと寒気!寒気!
ぬぉおおおおおおおお!
卑猥にして愚劣!秋元康!!畜生!!
後藤次利も何こんな歌に曲つけてんだ!!!!


12日。
熊本公演スタンバイと衣替えを両輪に据え、
押し入れでフルスロットル。

秋元康へのぷりぷりした気持ちは一向に収まらない。
うしろゆびさされ組の2人が可愛すぎて尚更に。
高井麻巳子ちゃんが秋元に嫁いだと思えばことさらに。
そしてふと気になった後藤次利の嫁はもしや!いやまさかおニャン子から???
いや!いやまさか!


   …河合その子 だった。


いやいいんです。出逢い、愛し合い、夫婦になる。いいんです。
でもなんていうかほら!あぁ!このWANAWANA。

秋元康が高井麻巳子ちゃんと。
後藤次利が河合その子ちゃんと。

 ワナワナワナワナ。


そういえば私の架空地下アイドル
「如月アカリ」
としてのデビュー曲は「 I 罠 Do!」でした。
あぁ、ワナ。
ちなみに
セカンドシングルは「バカじゃないジャナイじゃない」
サードシングルは「告白したのにまだしたい」

   タイトルだけでいろいろとご想像ください。


13日。
ものすごくとんでもなく美味しくて
くっきりと繊細で美しいフレンチ「ぶらん八ヶ岳」の方々とむすひの里へ。
絶景と箱舟棺桶アルカ、そしてみゆきさん。
鮮やかな光の粒と粒が出逢い
触れ合った瞬間を目撃するような心持ち。


14日。
珈琲豆焙煎の鬼と化す。


15日。
熊本へ。阿蘇乙姫温泉の観音様の広場での鬼渡し。
乙姫温泉の女将さんのエネルギーシャワーを賜ったのち
極上の湯に浸かり
そして夕暮れを待つ。
闇夜へと向かう草原に裸足で立つ。
一人一人とイノチの約束を交わすような夜。
私たちを抱く樹々に丸く縁取られた天空には星が瞬き
夜風とともに蛍が舞い
踏み締める素足に
草と夜露とその下に眠る土地のぬくもりを受け止めながら
環となって手を叩き声を出し
各々のそれぞれを放った一期一会。


16日。
路家で白胡麻チキンカレーという
世界中に大声で叫びたいほど美味しいカレーを
いただいてから熊本市内ピュアリーさんに市電で向かう。
熊本の市電大好き。
丁寧で誠実で朗らかなアナウンスが大好き。

会場となるレストランは
川沿い側の扉を開けて石段を降りれば
そのまま有明海へと繋がる船着場。
裸足で降りてそこに立ち、
みんなでせーので
願いを込めた梅の実を投げた。
月夜の水面のゆらめき。

全てを終えて温泉経由で恵子さん宅について
珈琲を片手に語り合い、眠る。

生きてる。
 わしは生かされている。


17日。
さて荷物を郵便局で送ってから熊本空港へ。
美味しい珈琲を手荷物検査場過ぎてから買える喜び。
とはいえ機内にホットのコーヒーカップ持ち込めない悲しみ。
そこに猫舌の哀愁。

 ともあれ成田到着の東京到着の旦那さん生誕祭。
いくつかの仕込みを済ませ料理をしつつ、
啓斗と連携を取る。

家族揃ってわいわい食べて
いろいろやって多幸感にむせぶ。
秋の3人旅も相当に面白いものになりそうだ。
というか、この3人でなら全部、
どこ行ったってきっと楽しい。
旦那様よ誕生日おめでとう。


18日。
小田原へ。父が行きつけの喫茶店でランチして
お墓参りと実家の草刈りして
いろいろ渡して渡されもしてから八ヶ岳へ。
「父の日」なんて言葉、互いに一言も口に出さず。
あぁ、お母さん。
私はこんな風に父と向き合い時間を過ごすっていう
かつての自分だったら絶対に受け取れないミラクルへと
なんでか辿り着けているよ。

恵子さん家で真菰のお世話しておしゃべりして
コストコの再販店(?)ではしゃいでいろいろ買ってからなのに
モスバーガーを素通りできずにガッツリとモスバーガーセットをいただいて
幸せな気持ちで八ヶ岳へ。
当然持て余したコストコのボリューミーを夜中に意地で平げて満腹に喘ぎつつ就寝。


19日。
神田自然農園さんで真菰を植えて 
氷室神社で湧水の土地を少しお世話させていただいて
それからお水をありがたくいただいて帰る。


…みんな大丈夫か!流石にちょっとみんなトイレとか行ってな!
読みっぱなしの人は、いったん10秒くらい目を瞑ってな!
肩甲骨とかぐるぐるっと回してな!!!

 ごめんな、まだ続くぞ。
 まるっと1ヶ月分ってこういうことなのな。

さ、ちょっと休憩したら、いくぞ。


20日。
熊本時代にしばらく一緒に暮らした親子との再会。
かつての赤ん坊がすっかり大きくなってて感極まる。
「ワタナベのチキンカツにようちゃんの万能調味だれ」
という悪魔的鉄板で歓迎。


21日。
最高に美味しいゼルコバのパンを買い込んで真菰田んぼのお世話へ。
刈り取り、補植。

いろんな鳥だったりいろんな虫だったり、
本当にたくさんの生き物が田んぼの中にも空にもいっぱい。
感極まって泣きそうになりながらその光景を見つめる。
10日後の戦慄を予想だにせずに。

22日。
至福と虚脱。


23日。
竹倉くんとあいりちゃんと合流して原村へ。
翌日からの原始感覚リトリート顔合わせ&打ち合わせ。
芝居&ケータリングの下見。とyoutube撮影。
竹倉君をぬらりひょん呼ばわりし続ける。
ファンの方に憎まれませんように。

日野春に戻って、
現場でやってきたビジョンにしたがって買い出し。

あぁ私、この緊張感、すごく好きだ。


24日。
原始感覚リトリート。
料理も芝居も全霊を尽くして燃え尽きる。
一緒。
全身全霊で自分を世界のカケラとして
その世界全体を愛すること。
料理作って食べていただくのも
芝居演って観ていただくのも
そこを一緒に味わってもらうってこと。
一期一会の時(時)と空(くう)。

その後の静ちゃんのWSですっかり心が満ち足りる。
暖炉で語らい豊かな夜を過ごし、
ラスト竹倉くんと朗らかな取っ組み合いをして
残ってたわずかな力も使い果たし、眠る。


25日。
リトリートを終えてあいりちゃんとyoutube撮影追加。
帰宅して「うしろ髪ひかれ隊」の動画を漁ってるうちに
深夜をとうに超える。


26日。
魅惑の遠足下見で伊豆へGO。
大切な人とわいわいドライブして
大好きな人に逢いに行って
楽しい場所と
美味しいものと
出逢いまくる旅。
至福の極み鬼。

中伊豆古民家。カフェ。神社。ライフイズ。
友達が仕込み握り目の前に差し出される極上寿司。


27日。
最高に心地よき目覚め。
弓ヶ浜にてみんなで砂浴。
からの修行レベルにあっつい野天風呂。のけぞる。吠える。
そしてみんなで
楽健法の踏み合いごっこして
おしゃべりしまくって就寝。
オンナ4人、
欲望のままに喋り倒し食べまくり笑い転げそして眠る健やかさ。

28日。
寝ても覚めても美味しいもの。
わっしょい買い物もしまくって
タイミング逃して手に入れそびれてた
さつまいもの苗も買えちゃってほくほくして
挙げ句の果てに最高におすすめなお店へ連れてってもらう。


「女は70代がピーク。勝負。最高。」


そう言い切る88歳のお姉様から
バチコン熱いバトンを受け取り背筋がしゃんとして帰る。
すっごい。
すっごいかっこいい。
あんみつもところてんも劇的に美味しい。

 あー頑張る。頑張っちゃうわ私。


29日。
すぅっと軽やかに生えそよぐ乳輪の毛をなんの気なしに数えたら
両方7本あって白目。

 おい。
 そのエネルギー乳房全体の膨らみに回せないのか。

 ずっとゲームやってる集中力で勉強しろよって舌打ちする
 受験生の母親のような理不尽をぶつけたくなる昼下がり。


30日。
旦那さんの家の鍵を八ヶ岳に持ってきちゃった疑惑があり
血眼になってひたすらに鍵を探す。
押入れからカビたお菓子とか出てきて
かつてのおのれを小突く。

夕刻。
大事な大事な縁ある人達と
それぞれ精一杯のおしゃれをして ぶらん八ヶ岳 へ繰り出す。
キンプリのコンサートに行った時のブラウスとスカートと踵の高い靴。
鳥のブローチをジャケットにつけて。
髪を丁寧に梳かして、
なんとグロスも塗った。
幸せな幸せなお出かけご飯。

とっておきな美味しいご褒美皿がひたすらに目の前に現れる。
美味しくて嬉しくてたまらず幸せボタンを連打する。

7月1日。
東京から大好きなファミリーが泊まりに来る。
お子たちの成長にぐっと来つつ。
久方ぶりの友達との逢瀬に心が潤う。
そして

  驚愕の事実発覚。

なんと。
真菰さん達と一緒に植えたいろんな種類の古代米さん達。
軒並み、ええもうバリカンみたいにバッサリガッツリ、
水鳥さんやら鹿さんやらに食べられてた。


  バッサリ。ガッツリ。

   KARARETETA。


 …ぇぇぇええええええええええええええええええ!!!!

春に一緒に植えた会員さんの顔とかめちゃ思い浮かんで切なくなる。
生きるための、食べるためのというよりは
年末の注連飾りのためだったりだけど
真菰さんと一緒に育ったもので作りたいのでそれも切ない。
真菰さんと古代米さんとで描く
田んぼの花火が育っていくのが
この夏も秋もどんなにか美しかろうと思ってたのであぁ、切ない。

しばし途方に暮れる。
うーん。
どうしていいか分からないけどやっぱりバリケードみたいのとか
テグスを張り巡らすとかのことはしたくはないので
自然の流れに任せることにしようと決める。

だって、食べたいって思って食べるなんて清々しいこと、邪魔できないじゃないか。

10日ほど前に
真菰田んぼに訪れる多種多様な生き物達に
感激してた自分のことを思う。

うん、それも本当。

 よし!

  これでよい!!!さぁ、ともあれ秋を楽しみに夏を過ごすとする!!!


2日。
ファミリーも一緒に真菰田んぼのお世話をして
また再会を約束して送り出す。
からのもち米田植え。
「植える」という行為のありがたみ。
腰の痛み。ありがたみ。腰の痛み。ありがたみ。
夜。むすひの里へ。竹炭の窯へ。


3日。
畑仕事からの全力田植え手伝い。
指先がもう3苗ずつしかつままない機能を持ってる確実に。

そして神様のご好意によりご褒美発動!!!!!

降って沸いたランチ決定で、ぶらん八ヶ岳へ。
先日のディナーの余韻冷めやらぬままの身体に
またもや幸せの必殺技を軽やかに決められまくる。
半端ない方々との
半端ない企みごとは進む。

さらに夜。満月の夜。
太陽みたいな黄金の満月と
青く美しい炎と
飛び交う蛍
イノチがたぎる夜。
仕立てた真菰枕を夜空にかざす美しい時間。


4日。
東京からアヅーこと我妻啓光さんを招いての快医学入門講座。
急遽
『お子様づれもあり!』
にした今回、
まさに、小さな子どものお母さんこそが
知りたいことだし
知って日々をもっと優しく気楽な日々にしたい
そのためにすごくいいことじゃないかと
あらためて思う。
まさに「いのちてらす」がなすべきことではないか。
震える。

 夜、我妻さんと翌日の芝居の稽古。
  からの深夜まで続く語り。


5日。
快医学講座2日目、頭蓋仙骨特別7時間講座。
快医学を成す柱の大事な1つ、
頭蓋仙骨療法について1日7時間かけて
たっぷりゴッツリがっぷりよつ。
昨日もそうだけど
むすひの里のみゆきさんの料理の
その魔法にKOされる。
休憩の度に頭蓋仙骨の施術をしあって
解けて緩んで蕩けていく受講の皆様の頬にニヤニヤしつつ。

 そして夜。


快演劇 

と称して我妻さんと芝居。
本気の、今しか描けないこと。今伝えたいこと。
最新のエネルギーを
最高にくだらない場面と織り交ぜながら
放つ。放つ。放つ。


あぁ、
おかげさまで
やりたいことやりまくって
時には休みまくって
健やかなる日々を過ごしています。

 大切な人を大切だと口に出しその気持ちのままに振る舞い
 それを優しく受け止めてもらえる毎日は幸福で。

全方向の大切な仲間や家族に
一人ずつ煎りたての珈琲を振る舞いたい。

濃密で充実の日々は
自分のことをとても潤いのある存在にしてくれていて
ほんの半年前までとまるで違う安心感の中で生きている。
あぁ、
半年前の自分に
「どうせ半年後はこんなに笑ってるから大丈夫」
とそっと伝えたい。

7月19日から21日は初の宮古島上陸が決まり
ずっと大好きだなぁって思ってたご夫婦と一緒に
興奮しかないリトリート企画をする。
「いのちの原点回帰」
というのがテーマで
私が何をするのか
鬼が何を伝えるか
そこへやってくる人たちと一緒に
どんな空間を創り出すのか。

大神島へもいく。

あぁ、
なんだよう!もう!
10日後の自分がどういうことになるのかすら
想像もつかないじゃないか。

 その前の7月17日には港区の光明寺にて
宿敵なのか戦友なのかもうよく分からない
出逢って間も無いフレッシュな腐れ縁の竹倉史人くんの企画に
お呼ばれして鬼の芝居とトークライブをすることに。
楽しみだな。何が起きるか。何ができるか。
すっごく怖い。怖いことちゃんとするのって最高だ。


あぁ、7月盛りだくさん。
でも合間を縫って鵠沼にも現れますからね!!!!
砂浴部への問い合わせがひっきりなしに届く中
カレンダーを見つめ続ける。

行きたい。
なんとか7月2回はやりたい。

へっころ谷も行きたい。
いただきます食堂も行きたい。
麻心さんも行きたい。
ラムピリカさんも行きたい。

 夏だな。夏。

 皆様、もうすぐ梅雨が明けましておめでとうございます。

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