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佳き日々記

5月2日佳き日

怒涛怒涛の日々を駆け抜けました。

29日の木曽御嶽は寝覚めの床にて

陰陽師の方にもお逢いして諸々。

イノチのある龍を3年半かけて彫りきった中沢さんの

その大切な大切な作品が奉納される現場に立ち会えたこと

すごく嬉しかった。


「もう自分には十分ありがたい奇跡もいっぱい起きて

 これからはここへ訪れる人がみんな奇跡に出逢えたらいいなと思って。」


そういって屈託なく笑う中沢さんは

なんとヴァイオリンの設計図を小学生の子ども達と一緒に書いて

実際子ども達が自分でヴァイオリンを作り上げるところまでもってく。


すごい。すごすぎる。


餅まきにも参加して、

人間の業みたいなものを自分も含め噛み締める。

美味しすぎるお蕎麦もたらふくいただいて。

さて、逢いたい人にもいっぱい逢えたし、

雨が似合う木曽の山々を眺めつつ

信号待ちの度にミレービスケットをかじりつつ、家路。


そして30日から1日、そして2日。

怒涛の大掃除大撤去祭り大会。

都内から友達がわっしょい駆けつけてくれて泣ける。

「めちゃめちゃ大変だからね!

 掃除が大好きでたまらないの

 重いもの持ちたくて悶ちゃうの

 ホコリにまみれて雑巾がけノンストップ3時間厭わないわ!」

みたいな人でないと厳しいくらいですから!!!!!

とじゅうじゅう伝えた上でそれでも

日帰りとか泊りがけとか

高速バスとか電車乗り継ぎとか乗り合わせドライブとか

このキラキラのゴールデンウィークに

山梨まで来て掃除しまくってホコリにまみれて重労働してくれる……

ふと隣を見ると姉も旦那さんと一緒に神奈川の端っこからやってきて

めちゃんこ掃除をしてくれている。


北杜市白州の「むすひのがっこう」のメンバーが

心強すぎる援軍に駆けつけてくれた。

大工仕事スキルと器具が標準装備の方々。後光がさす。

畳を上げて横板を観て、もはや私が理解できない言語で打ち合わせをして

ガンガンに作業を進めていく。


そして、八ヶ岳に来るきっかけを作ったとも言える「黄金村」メンバーも、

近くから遠くからお手伝いに駆けつけてくれた。

なんだろうもう。

現世で返しきれるのかこの恩。

せめてもとお茶菓子を買いまくったり

珈琲を焙煎して振る舞ったりしつつ

ありがたさに身が捩れる。


30日に再開したマミさんも木曽から美味しい差し入れと共に

その息子さん2人も東京から朝7:30到着で!やってきて

いろんなことをしまくってくれて

帰りしなに行者にんにくも畑に植えてくれて。嬉しかった。

息子さん2人とも、

爽やかな風をまとってて話してて気持ちいいこと限りなし。


気持ちいいといえば、むすひのこども達。

透明な魂。やんちゃで人懐っこいエネルギー。

「しのぶちゃん大好き!」

って言って抱きついてくれるこのときめき。

ハグする腕で、それが嘘でないって分かる。

あぁ、わしもだよ。わしも大好きじゃ。


それからそれから、

1日&2日は

むすひのみゆきさんがめちゃめちゃ美味しいお昼のケータリングを

名乗りあげ作ってくれた。

私の仕込んだものもお見事に仕上げてくださり、

その場でも即興でいろいろ作って並べてテーブルを花畑に変えちゃう天才。

彩りも香りも食感もバラエティ満載。

美味しい、ホントに美味しい。

カフェ心からやってほしい。小料理屋でもいい。食堂でも。

しかも、顔見ただけで、心がすっかり緩んでしまう人。

東京からのメンバーもみんなみゆきさんのファンになってたな。

イベントするから楽しみに待っててね。


さぁ、いろんな予想外のことも起こりまくって

泣いたり笑ったり焦ったり慌てたり落ち込んだり調子に乗ったり

心も身体も忙しすぎる3日間でした。


そうして、ご縁のありがたみも知る3日間でした。



それから、自分の不注意でNPOの方々に

思い切り御迷惑をおかけしてしまった。

その事実にテンパってしまった私は

すかさずできることを冷静にすればよかったのに

慌てすぎて逆に脳みそがホワイトアウトしてグズグズな対応をかます。


自己嫌悪に唇を噛む。

失敗の着地点ってその対応次第ってことがすごく大きいのに

毎度すっかりそれを忘れてしまう。


ともあれ、これからまた頑張ります。


おかげさまで日野春の古民家はだいぶ呼吸しやすい空間になりまして。

明日からの3日間、家族で過ごすのにもなんとか間に合いまして。


あぁ、嬉しい。嬉しいよう。


久方ぶりの家族集合。

美味しいもの&温泉巡りだ。


ぐへへへへへへ。


そうそう、日野春古民家、

変形のシェアハウス的ななにかになっていきます。


でも、私の暮らしを一緒に体験する小さな旅も始まります。


お楽しみに。


写真は、泣く子も黙るもしくは叫ぶ熊本の素敵な企画

トレンディバザール「のうさぎ市」で

ハロウィンかなにかのコスプレする回だった時に

あまちゃん が流行ってて

でも観てないから

イメージで「海女」をやってる私と、それを見上げる

小さなバズライトイヤーな息子です。


ちなみにこんなに調子に乗った後、

車で事故を起こしてバズライトイヤーのままの息子が

事故のお相手の方にすかさず可愛がられてたのも今ではほんの少しいい思い出です。



はい、いろいろ精進いたします。


さぁ、ゴールデンな3日間じゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!

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